
「今貯金なんぼある?」
「20万円です」
「それは貯金やなくて、通帳の残高や!」
まあ、これは半分芸人さんのネタらしいけど、実際に貯金と預金残高の区別がわかってない人も多いみたい。
お金がないから貯金ができへんっていう人がいる一方で、そこそこ収入はあるのに、なかなか貯まらんっていう人もおる。
そんな人でも100万円貯まるよっていうテーマが今日の話。
何故かお金が貯まらない人向け。給料天引きのすすめ
通帳を開くたびにため息が出てしまう人も多いのではないでしょうか。なかなか貯金できないという人も多いと思います。
とはいえ増税や出費ばかり増える一方で給料は増えないことが多い中で、今から少しでも貯金をしていく習慣が大切です。
そこでおすすめなのが給料からの天引き貯蓄です。
つい通帳にお金があると使ってしまいがちですが、給料から天引きされてしまえば通帳にはお金がないため使うこともできず自然と貯めることが可能です。
そうすれば1000万円貯金することも夢ではありません。
最初におすすめなのが社内預金です。
会社によってはこの低金利でも年数%の預金がある所もあります。試しに調べてみましょう。
会社にこういった制度があればラッキーです。活用しない手はありません。
他にも会社によっては財形の手段があります。
一般財形貯蓄、財形年金貯蓄、財形住宅貯蓄の3つの制度があり、利子が非課税になるメリットがあると同時に給料から天引きされることから自然と貯蓄することが可能です。
ただし目的以外で引き出す場合には課税されるので、注意が必要です。
運用益が非課税になる確定拠出年金の活用も
またもしそういった制度がない場合でもまだ方法はあります。
確定拠出年金を利用して老後資金を貯める方法があります。
会社で制度を導入している場合、企業型として会社が掛け金を拠出してくれますが、導入していない場合でも個人型で月2万3千円まで積み立てることが出来ます。
給料から天引きされるため、使うこともできず貯めることが可能です。もし毎月2万3千円を30年間積み立てれば828万円と大きな金額になります
またこの制度を利用すると拠出した金額全額が非課税となり、年末調整で税金が返金される上に運用益も非課税となることからプラスの効果が期待できます。
あくまでも年金としての制度であり、60歳までお金を自由に使えなくなる点には注意が必要ですが、老後資金として利用できることからおすすめです。
無理のない範囲でスタートしてみるといいでしょう。
確定拠出年金の取り扱いのある金融機関で口座を開設するためには会社にて書類を作成してもらうことが必要です。
金融機関によって手数料が異なるため、手数料の安いSBI証券などがおすすめです。
●SBI証券
https://www.sbisec.co.jp/ETGate
またお金をおろせてしまう誘惑と戦わなければいけませんが、短期的にお金を貯めたい場合には給料の支払い口座を分けて、一つの口座は利用しないと決めるなど工夫することも必要です。
貯金1000万円というとものすごい金額に思えますが毎月数万円ずつと考えれば実現の可能性も見えてきます。
給料から天引きされることで使えない状態にすれば、残りのお金で生活する習慣がつき、節約する習慣にもなります。
まとめ
どない思た?
社内財形とか会社からの天引きっていうのが、利率がよくて一番簡単なんやけど、そういう制度に恵まれてるごく一部。
社内に制度がない人でも、確定拠出年金を利用すれば、財形と同等の利率で回る。
要は誰でも天引きはできるっちゅうことや。
毎月のお金の流れを把握するのはなかなか難しいことやけど、給料から天引きされることで自然とお金を貯める習慣がつく。
月3万円貯金できれば金利を除いても28年で1000万円貯めることも可能。
1,000万やで。
少しずつ貯める習慣をつけることで1000万円も夢やないちゅうことや。