
こんにちは。
時々日本語の会話に混ざる英単語がうざいと言われます。
ケズレンジャーブルーです。
普段アプリのネタなど中心に書いてますが、英語が得意です。
正確に言うと、英語の勉強が得意です。
オレ自身は、海外留学経験もあって、TOEICも初回から800点台だったんですが、多くの人は500点台から始めて、徐々にランクアップしていくんだと思います。
留学したり、ベルリッツのような有名英会話スクールに行けば、ゴールまでショートカットできるわけですが、お金も高いし、社会人であればまとまった時間も確保しないといけない。
なので、しばらくの間、社会人向けのなるべくお金をかけない英語学習法というテーマで記事を書いていきたいと思います。
初回は挨拶代わりに、TOEIC900点超えしてからの、英検1級取得法について、自分の経験談を交えながら紹介していきたいと思います。
TOEICと英検では出題内容がかなり違うので、TOEIC高得点ホルダーも、対策なしでは英検の前に惨敗ということもありえます。
受験費用も安くないですからね。
1発合格の最短コースへ案内します。
語彙の難易度に対応する
- 語彙の難易度
- ライティング、スピーキングがあること
- 長文読解の文章量と複雑度
- リスニングの難易度
TOEIC経験者が一番苦しむのは、幅広い範囲での単語をカバーしないと行けないという点です。
ただし、完璧にやろうと思うと、キリがありません。なので・・・、
本番では25問のうち半分くらい正解出来るようになれば良いというレベルまで引き上げたいところです。
1級用の語彙本を1冊はやっておきましょう。
●「英検1級でる順パス単」 (旺文社英検書)
確認テストはゲーム感覚で無料で使える「岡野の合格無料ゼミ」さんがオススメです。
●岡野の合格無料ゼミ
http://www.eigokentei.net/eiken/exercisemenu.html
ライティング、スピーキングに慣れる
ライティングについては、英文ライティングの本がいくつか出版されていますが、与えられたトピックについて3つのキーワードを選んで書くことが要求されます。
1から考えるのではなく、キーワードに沿って文章を構成していきますので比較的楽に書けると思います。
気をつける事は、文章全体を通して一貫した矛盾のない意見を述べる事。
難易度高い語彙や表現を使う必要はありません。
段落ごとに明確な態度を示せれば、ネット上に転がっているテンプレートに乗っ取って書く。
これで20点くらいは取れます。
英文添削サービスを利用するのもありです。
●アイディ
添削してもらうことで、自分の苦手なポイントがわかります。
●ランゲート
こちらは相互学習の応援サイトなので、無料で添削してもらうこともできます。
添削してあげるから、添削してほしい。と、時間に余裕のある方はこういうサービスを利用するのもいいでしょう。
スピーキングについてもネット上に転がっているサンプルアンサーを10個〜20個程度、音読しておけば合格ラインまで達する事が出来ます。
ここでも難しい表現を使う事はなく、普段から日本語のニュースで時事的な話題について触れていれば簡単な英語で説明出来れば大丈夫です。
会話力が不安な方は、格安のオンライン英会話などで英語で話すこと自体への抵抗をなくしておきましょう。
英検スピーチ対策で優秀なオンラインスクール
●mytutor
長く複雑な長文に対応する
TOEICのように、「この文章の目的は何ですか?」などという問題はありません。
段落ごとに読み進めながら設問を解いていくのが良いでしょう。
1つのセンテンスも長く構文も複雑になっていますがTOEICのアーティクル問題が読めればそれほど構える事はないでしょう。
英検の長文問題はアカデミック論文や新聞記事などから抜粋されたナマの英語の文章です。
つまり、文章がしっかりと構成されていて不自然ではなく必要な情報が明確に書かれているということです。
TOEICではあからさまに情報を意図的に出さず、「あ、これはあとで設問になるだろう」と思って読んでいたら案の定そこが出題された、なんてことはよくありますね。
そういう意図的な文章の構成にはなっていません。
だから、段落ごとに解く、これがポイントです。
旺文社の「英検1級長文読解問題120」1冊あれば大丈夫です。
●英検1級長文読解問題120
不明瞭な音声を聴きとるリスニング
TOEICのリスニングが得意な方でも苦戦するところでしょう。
先読みをしておいて、どんな設問が述べられるか、ある程度予想しておきます。
メモも取れるので、どんどん取りましょう。
話すスピードがTOEICと比較して速いこと、発音がクリアではない人がいること、ダイアログなどがかなり長いこと、このあたりが苦戦するポイントだと思います。
日頃からPodCastなどで英語ニュース番組を視聴しているとかなり聴き取れるようになります。
●NHK「English News – NHK WORLD RADIO JAPAN」
https://itunes.apple.com/jp/podcast/english-news-nhk-world-radio/id141016660
https://itunes.apple.com/jp/podcast/scott-mills-daily/id135067306
もちろん、聞き流すだけではなく、PodCastの内容を理解しようとする事でエッセイのネタ、二次試験スピーチのネタに使えるものが増えます。
以上が各パートごとのTOEICとの比較、得点のコツです。
語彙問題の25点より他を強化して得点するほうが手っ取り早いです。
時間配分・タイムマネジメントが合否を分ける
では、最後にタイムマネジメントについて、理想の時間配分です。
語彙 10分
長文読解 50分
ライティング 25分
リスニング先読み 15分
TOEICほどの時間ギリギリ感はないはずです。
TOEIC高得点者なら長文読解とリスニングでほぼ全問正解出来るくらいにしてから他のパートをやっていくと良いでしょう。
TOEICで鍛えた力を活かせます。
まとめ
いかがでしょうか?
難しそうに見える英検1級もTOEIC990点の実力があれば少し英語力を伸ばし、戦略を立てて受験すれば一発合格もそれほど大変ではありません。
昔から英検1級はかなり英語力の高い人が取得するイメージがあるので1級を持っているだけで英語力の証明になります。
合格出来るだけの力がつけば、英字ニュースを読んだり聞いたり海外ドラマもだいたい聞けるようになるでしょう。
最後に、TOEIC990満点でなくても安定して950以上取れるようになったらそこまでの苦労をせずとも英検1級一発合格を狙えます。