大学生のキャッシング。学生専用ローンと一般キャッシングどちらがいいの?
最近の学生生活はとにかくお金がかかる!
スマホ、携帯、ゲーム、飲み会と、携帯電話が珍しかった20年くらい前に比べて月々固定でかかる生活費がかなり高騰しています。
生活費で足りない部分はバイトして、それでも足りないとキャッシングというのが定番パターンでしょう。
昔から借金をする学生は少なくありませんでした。「学生専用ローン」の会社が大学近くに店舗を構えており、お金のない学生の味方になっていました。
今も数は多くないものの存在しています。
では、学生専用のローンと、アコムやプロミスなど大手消費者金融から借りる場合と、どちらのほうがメリットが大きいのでしょうか。金利や便利さなどで比較してみました。
- 金利
総業30年以上!という老舗の学生専門ローンの会社のホームページを見てみると、金利は15%~17%というところが多いです。
一方大手消費者金融はまちまちですが、下は5%前後~上限は18%というところが多いです。
上限金利を見れば、学生ローンがやや低くなっていますが、借り入れ額が多いと金利は下がるので、どちらがお得かというのは実際に審査を受けてみないとわからないですね。
- 借り入れ可能額
学生ローンの場合は1万円~50万円というところがほとんどです。
一方大手消費者金融の上限はアコム・プロミス・アイフルともに500万円までとかなり高額。
ただし、年収の3分の1までしか法律で借りれませんので、仮に500万円借りるには年収1500万円以上必要になってくるので、現実的ではありません。
なので、収入が少ない学生にとっては50万円程度でも十分だと言えます。
- 審査スピード
学生専用ローンの会社は審査スピードはまちまちのようですが、最短30分というところも見られます。
一方大手消費者金融の場合はほとんどが最短即日審査。最短で30分~1時間(審査状況による)で完了というのが平均です。
こちらは一概には言えませんが、学生ローンでも審査が早いところもあると言えそうです。
- 利便性
ホームページの使いやすさ、ネット申込対応など、どれだけ申込が簡単便利にできるかという点ですが、こちらは大手キャッシング会社の圧勝です。
学生専用ローンの会社はネット申し込みにすら対応していないところもあり、申込は電話、来店のみというところも少なくありません。
ただ、遠方の利用者でも利用ができるため、銀行振込に対応はしているとのことです。
学生ローンは小規模店舗独自のよさがある?
以上、4つの条件で比較してみましたが、金利や審査スピードの点では大差はなかったものの、便利さという点ではやはり大手キャッシングに分があります。
そもそも、学生専用のローン会社は大学の近くに1店舗だけある(チェーン店などはない)場合が多く、個人商店レベルというところが多いです。
なので、顧客サービスという点では大手にかないません。
ただ、その多くは創業30年以上という老舗ばかりです。
これだけクレジットカード、銀行カードローンなど様々な大手サービスが発達する中で、潰れることなく30年以上経営してきたというからには、大手にはない学生専門サービスならではの魅力があるのかもしれませんね。