お金を借りる
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2社目のキャッシングの審査は意外とスムーズ!

悩む勇者2社目借りられるか

勇者は悩んでいた。

やたらと強い魔物を倒さなければいけない状況になったのだが、やたらと強いので久しぶりに全滅を繰り返していた。

戦士と魔法使いはすっかりやる気をなくしている。

「旅に出た時に買ってもらった装備じゃもう通用しないわよ。防御力もないに等しいわ!」

「そうだな。そろそろ新調してもらわないとこの先やっていけないぜ」

「戦士は自分で新しい武器買ってたからそれでいいでしょ!」

「ヨロイがヘボいまんまじゃないか!!」

 

勇者はため息をついた。

確かに、それは事実なのだ。今のままの装備では先に進めない。

しかし、今の装備を買った時に借りたお金の返済がまだ残っているのだ。いつもお金を貸してくれるところにはさすがに渋られてしまった。

日々食べるくらいには困らないが、新しく装備を揃えるとなると大金が必要になってくる。

 

勇者は決意した。

別の金貸し屋で借りよう、と。

勇者はそろばんを弾いて、自分の年収と現在の借り入れ総額を計算する。

複数の会社から借りた場合でも、トータルで年収の1/3以上の借り入れはできないからだ。

勇者は借りたい金額が大丈夫なことを確認して立ち上がった。

「大丈夫。僕らの活躍をきいた王様が来月からお給料あげてくれるって約束してくれたし!」

 

返済が滞っていなければ、2社目借りることも可能

2社目借り入れのポイントは?

勇者は内心不安だった。

「他社ですでに借り入れがある場合って審査が厳しいんじゃないかな…」

しかし、意外にも審査はスムーズだった。

他社での借り入れ金額がきちんと返済してきているので減っていたことも幸いした。

ここで返済が遅れているようなことがあったら信用がないということで借り入れはできなかったかもしれない。

1度に高額な借り入れは審査が厳しいこともあるが、少額を何社から借りるという方法もあるのだと勇者は思った。

無事に勇者は借り入れすることができたので、自分と、二人の分の装備を新しくすることができる。

 

 

「みんな!新しい装備を買いに行くよ!!」

「まじかよ!」

「いいの!? わー嬉しい、勇者ちゃん大好きー!」

現金な人たちだなと思いつつも勇者たちは武器と防具のお店にやってきた。

「私はこの杖にしようかなぁ。道具として使うと、炎の魔法と同じ効果があるんですって。MP節約になるわねー」

「じゃあ、俺はこのドラゴンをも倒すという剣にしようかな!!」

「一人で抜け駆けして新しい武器買った戦士に武器は買わないよ。ヨロイだけね」

「ま、まじかよ~…」

「鼻の下伸ばして武器買ってたって目撃情報があるのよ。やだやだ」

「ま、魔法使いまで~…がっくり」


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