お金を借りる
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結婚式費用を借りたい。でもお金がないならどうする?

結婚式 お金が足りない

「勇者、魔法使い、話がある」

ある日突然戦士が真面目な顔をして二人に対峙した。戦士の隣にはとても可愛い女性がいる。

「その子、誰だい?」

「突然真面目な顔してどうしたのよ?」

「実は、俺、この子と結婚することにした!!」

本当に突然のことに勇者と魔法使いは思わず大声をあげた。

「ええぇええーー!!ちょっといつの間に彼女とか作ってたの!?」

「まってまって、私たち魔王を倒す旅の途中なのよ!!?!?」

「わかっている。でも、俺はこの子を幸せにすると決めたんだ。二人には申し訳ないけど俺はこれ以上旅を続けられない」

「戦士さん…わたしを選んでくれてありがとうございます」

「えー…いつから付き合ってたの…?」

「一昨日、はじめて会った」

「はぁぁ!?それでもう結婚決めたとか意味わからないわ!」

「俺は本気だ!時間の問題じゃない!本気のこの子を愛しているんだ」

「私も戦士さんとずっと一緒に居たいわ…ああ今すぐ素敵な結婚式をあげたいわ。あの有名な教会で真っ白なウェディングドレス、美味しい食事で参列者の方を振る舞って…幸せになりましょうね、戦士さん」

「ああ、もちろん!君のために最高の結婚式を挙げよう!」

鼻の下を伸ばした戦士に魔法使いが冷たく言い放つ。

「あんたお金もたいしてないのに結婚資金なんてないでしょ」

結婚資金 キャッシング

「そうそう、ブライダルローンとかはいまの戦士じゃ貸し付けしてもらえないと思うよ」

「普通にキャッシングするからいい。お祝い金とかもちょっとはあるだろうから返済にあてられるしな。ブライダルローンだと金利は安いかもしれないけど、何に使ったかの領収書は必要だと自由度は少ないし…。計画的に長い目でちゃんと返済プランを考えてる余裕はないから、普通にキャッシングした方が俺には合っているんだ。もうちょっと時間に余裕があるならブライダルローンもいいんだけど…俺は今すぐ結婚式をあげなければ!」

「やぁぁん、戦士さん物知りでかっこいいー!」

「くっ、キャッシングするようになってちょっとは知識をつけたわね…」

「ん?ちょっとまって、その彼女…なんか尻尾生えてない?」

「えっ?」

勇者が素早く女性の後ろに回ってみると、悪魔の尻尾が女性から生えていた。

「勇者ちゃん!その女、モンスターが変身してるのかもしれない!」

勇者がとっさに尻尾を掴んで引っ張ってみる。

「きゃああ!?」

すると女性が尻尾の生えたモンスターに変わってしまった。戦士がかなり焦っている。

「い、一体どういうことだ!?」

「クソ、騙して勇者たちの戦力を削ごうと思ったのに…バレてしまったら仕方ない。退散だ!」

モンスターはあっという間に逃げていってしまった。

「…騙されてたんだね、戦士」

「…情けないやつ」

「そ、そんなぁ~…」


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