お金を借りる
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収入のない専業主婦でも旦那に内緒でお金が借りれる!

専業主婦 お金を借りる

「ねぇ、勇者ちゃん…。顔を見せに戻ってきてくれるのは嬉しいけど、今度はいつ出発するの?もうだいぶ長いことお家にいるわよね」

「あ、お母さん。心配しないで。たまには休暇も必要だっていう話になってね。もうちょっとゆっくりして英気を養ったらちゃんと行くよ」

「そう? 勇者ちゃんが家に居てくれるのは嬉しいけど、世界を平和にする旅もちゃんと終わらせしないとだめよ?」

「任せてよ!こう見えて僕らかなり強くなって強いモンスターとも渡り合えるようになってるんだから。いまに魔王も倒してしまうよ」

「まぁ、頼もしい!それでこそ私の勇者ちゃんだわ。それじゃあ、お母さんは健康魔法温泉に出かけてくるから、留守をよろしくね」

「うん、行ってらっしゃい!」

勇者たちはしばらくそれぞれの地元で休暇を楽しんでいた。といっても、お金はないので家でだらだらしてるだけである。

「さすがに動かなすぎてちょっと鈍ってるかもしれないなぁ~。でもだらだらしてるの最高だよね~…」

ピーンポーン。
そこに誰かの来訪を告げる音が聞こえた。勇者は仕方なく起き上がって玄関まで行く。

「どちらさまです?」
「勇者いますか、私です。神父です」

聞き覚えのある声を聞いて勇者は慌ててドアをあけた。
専業主婦でもお金を借りられる?
「神父様じゃないですか、どうしたんですか」

「ああ、勇者良かった。帰ってきていると聞いて少し相談に乗っていただきたくて来てしまいました」

「とりあえず、中へどうぞ。いま誰も居ませんから」

「ありがとうございます」

勇者はお茶を用意して神父の話を聞くことにした。

「実は、私の妻が借金をしているみたいなのです」

「そうなんですか」

「えぇ、私は稼ぎが多い職業ではありませんから、日々食べるくらいの余裕しかありません。苦労をかけてるとは思うのですが、妻は専業主婦なのにお金を借りているとなると、何か危ないところから借りてるのではないかと心配で心配で…」

「収入がない専業主婦でも借り入れができるところってありますから、そういうことろを利用してるのではないでしょうか」

「銀行系のカードローンなら総量規制対象外なので、旦那さんに収入があれば借り入れできるんですよ。多くは借りられないですけど、旦那さんの同意書とかなくても大丈夫なんです」

「そうなんですか…。いえ、ヤミ金とかから借りてないならいいのです。妻にも借りる理由があったのでしょうから深くは問いたくありませんし」

「わりと専業主婦の方で内緒で借りたいって人はいるみたいですね」

「ほぉ、今の世の中は厳しい時代ですから仕方ないのかもしれませんね…」

肩を落とす神父を見て、勇者は早く魔王を倒して平和な世の中にしなければいけないと改めて思ったのだった。


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