お金を借りる
このエントリーをはてなブックマークに追加

勇者のピンチ! 審査に落ちるのはどんな人?

キャッシング 審査に落ちる

ここは魔王の城。魔王は焦りの色を滲ませて、側近と話をしている。

 

「近頃、勇者というものたちが私を倒そうとしているらしいが、徐々に力をつけてきている」

「はい、各地に派遣した強力なモンスターたちも次々と倒されてしまっています」

「私の世界征服の夢の邪魔をする者達め…!」

「ここいらで、こちらから動いてみるのも手ではないでしょうか」

「ほう、なにか策があるのか」

「はい、おまかせください」

 

 

後日、勇者たちはピンチに陥っていた。

 

「お財布盗まれるとかありえない」

「しかも、3人全員盗まれるってどういうことなの…」

「俺、口座にもほとんど残ってないんだぜ…」

 

勇者たちが対峙した袋に顔がついているようなモンスターが、勇者たちのお金を盗むとさっさと逃げてしまったのだ。

 

「あんなモンスターはじめてみたよ」

「逃げ足も素早かったわね…」

 

無一文になってしまった3人はどうしたものかと立ち尽くすしかなかった。

 

「くっくっく、これでは旅は続けられまい!」

 

物陰で魔王の側近が笑っていた。あの袋状のモンスターこそが側近の策だったのである。

 

「とりあえず街に戻ってこれからを考えよう。僕と戦士は貯金とかぜんぜんないから正直すっごい焦ってる!」

「わ、私だってそんなに豊かじゃないし、ご飯ぐらいはおごるけど旅の資金とかまでは出せないわよ」

 

 

勇者たちは街へ戻って会議をすることにした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「借金の返済とかは給料日あとだからどうにかなるけど、それまでほんとにお金がないね」

「しかも、俺なんてもう借りるのも断られそうだ」

「そうなの?」

「戦士は難しいかもね。あちこちで借りてしまっているし。返済はまだ滞ってないだけマシかもしれないけど」

「やっぱりキャッシングの審査って通りにくい人いるのね」

「それはもちろん、審査に落ちる人はいるよ。あちこちで借り入れがある、1社でも返済が遅れている、安定した収入がない、債務整理してたり自己破産の経験があるとか…。返済能力が低そうな人は落ちる可能性が高いんだ」

「ある程度の収入がないとダメなのね」

「年収が少ないから借りれないというよりも、長期間安定して収入がないというのがダメなんだよ。バイトでも勤続年数が長ければ審査は通るとこもあるよ」

「そうなんだ」

 

戦士が大きなため息をついた。

 

「で、しばらくどうするんだ?」

「うーん、給料日まで結構日にちあるし、仕方ないからしばらく旅はやめて実家戻ろうか!」

 

こうして勇者の決断で3人はしばらく旅をストップさせることになった。

この会話を魔王の側近は物陰からこっそり聞いていた。

 

「くっくっく、この間に魔王様には世界征服の夢をさらに進めてもらおう…!!」


このエントリーをはてなブックマークに追加