お金を借りる
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給料日前にピンチ!すぐにでもお金が欲しい時は

勇者の休日

勇者たちは初めて訪れる村でつかの間の休日を楽しんでいた。
戦士は午前中一人で村を散策していた。名物料理を食べてみたり、観光スポットだという場所を訪れてみたりしている。

 

「こじんまりしてるけど活気のある村だなぁ」

「戦士のお兄さん、うちのお店覗いていってよ」

「おお、美人な姉ちゃんに誘われたら断るわけにはいかないな。どれどれ」

「これなんか、怪我によく効く薬なのよ。旅のお供には必須じゃないらしら」

「へぇ、確かに最近はもう薬草ぐらいじゃ回復するのも大変だからいいかもな」

「こっちは1度に2回攻撃できる剣もあるわよ」

「そいつはスゴイな!」

「お兄さん、魔王を倒す旅してるんでしょ?イケメンだし、どっちも買ってくれたらサービスしちゃうわよ~」

「よし!全部もらおうか!!」

その後、戦士は宿の部屋でお財布の中身を見てため息をついていた。まだ昼前である。

 

「やばい、テンションあがってつい買ってしまったが、すっからかんになってしまった。
給料日まであと7日間。街とかでの食事代とかって勇者は出してくれないし、そもそも勇者に借りなんかつくりたくないんだよな。あいつもカツカツのなかやりくりしてるの知ってるし…」

ふと、部屋の壁に掲示されているチラシが目に入った。

最短30分で融資します

「ん?最短審査でお金貸します…?どれどれ」

『30分で審査完了。午後2時までに申し込みいただければその日のうちにお金を貸せます。しかも、初めての人は30日間無利息。インターネットで申し込み、メールやスマホで本人確認証を送ればいいお手軽さ!』

「すごいな、最近の金貸しはその日のうちに借りれるのか。給料日までのメシ代さえどうにかなればいいし、給料もらったらすぐに返せばいいんだから無利息でいけるかもしれない!よし、これだ!!」

どうにか食いつなげられる!と勢い込んで立ち上がった戦士は、ハッとして動きを止めた。

 

「俺、インターネットとか苦手なんだよな…。魔法使いにやりかた聞いてみるか。いや、パフパフに釣られて財布空になりましたとか軽蔑されるダメだ。簡単だって書いてあるし自分でやってみるか」

戦士はスマホからチラシの会社に申し込みをしてみた。思いの外、操作は簡単だった。わかりやすく説明されているのでやりやすい。身分証を写真にとってネット経由で送ればいいので、部屋から1歩も出ずに借り入れができた。

「おおお、マジで30分で審査完了の連絡きた!しかも融資可能って良かった!!」

それから、戦士はお昼ご飯を食べがてら本当に振り込みされているか口座を確認に行った。

「す、すごい!本当にすぐに貸してもらえてる!助かったー!!」

その後、戦士は給料日になると直ぐに返済をした。素早さも手に入れた戦士は以前にも増して強くなり、勇者たちの活躍の噂はますます世界に広まっていった。


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