総量規制対象外のカードローンが人気。その理由と借りる際の注意点

総量規制対象外のカードローンは主婦を中心に人気

総量規制という単語自体は貸金業界独特の言葉で聞きなれないという方も多いでしょう。

しかし実際に借入経験のある方なら、年収の3分の1以上の借りれができなかった、審査で落とされたということもあるはず。

返済能力(年収の3分の1)に見合った金額しか借りられないという法律を総量規制といいます。

ただし、これは貸金業法の枠内でのことですので、クレジットカードのキャッシング枠や銀行カードローンなどはこの対象外になります。

大手銀行が提供するカードローン。こちらも審査時間は最短で30分程度と、消費者金融並みのスピード審査を提供しています。

特に収入のない主婦や学生にも人気の総量規制対象外のカードローン。人気の秘密と借入の際の注意点について紹介しています。

銀行系カードローンが人気の理由

お金を借りたい人にとっては、銀行カードローンが人気です。

正直なところ、「銀行」っていうブランドは持っていても安心感がありますよね。

「どこそれ?」

友達に話しても知らないというようなカードはできることならなるべくなら持ちたくありません。

 

銀行カードローンの金利はプロミスやアコムなど大手消費者金融と比べてもさほど変わりません。

なのに銀行カードローンが人気の理由は総量規制の対象外というところにあります。

「総量規制」とは、かいつまんで言ってしまえば個人がキャッシングできるお金の上限のことです。

この金額を超えると、原則新たに借り入れをすることができなくなってしまいます。

比較的このルールは新しく、2009年12月から貸金業法の改正が段階的に施工され、2010年の6月18日に総量規制が始まりました。

 

このキャッシングの上限は、その人の年収によって異なります。

その人の年収の3分の1の金額が総量規制の金額となるのです。

例えば、年収300万円であれば100万円になります。

こう考えると、個人が借りられる金額は結構小さいものなのだと思わされます。

 

しかし、この総量規制に絡むキャッシングは、消費者金融やクレジットカードでのキャッシング……つまり『貸金業者』からのキャッシングに限定されます。

つまり、もし総量規制の金額に達する額を貸金業者で借りてしまっていても、貸金業者以外の場所であれば新たにお金を借りることができるのです。

 

銀行カードローンの審査は甘くない。借りれるかどうかは別問題

銀行カードローンの審査は甘くない

  銀行は貸金業者ではありませんから、貸金業法の適用がありません。

なので、総量規制対象外として扱われ、すでに貸金業者から総量規制に達する金額を借り入れしてしまっていたとしても、新たに借り入れすることができます。

ただ、銀行のカードローンも消費者金融と同等かそれ以上に審査が厳しいので、実際に融資を受けられるかどうかは別問題です。

 

消費者金融の場合は、現在の借金が総量規制内であるか否か、過去3ヶ月の間に他の消費者金融やクレジットカードの審査に落ちていたり、支払いを滞納したりしていないかなどを主にチェックしています。

しかし銀行の場合は、年収・他社での借り入れ状況と返済状況・信用情報・勤務先など、かなり厳しくチェックされます。

そのため、審査が通らないという人も少なくありません。

 

総量規制の落とし穴、モグリの金融業者に流れる人が増加

審査に落ちるというのは、返済能力に乏しいという判断を貸し手側が下したということです。

お金を貸す専門家なので、判断は妥当だと言えます。

けれども借り手は審査に落ちて「ハイそうですか」というふうにはなりませんよね。

なんとかして借りたいという思いから、無認可の業者「闇金融」借りてしまう人が跡を絶ちません。

 

『あなたが返せる限界の金額』と判断されているにもかかわらず、まだ借りようとしてしまう。

もし、他社から借り入れをしており、返済に限界を感じているのなら、おまとめローンなど借り入れの一本化からまずは考えるべきです。

クレカの現金化は法律違反

【総量規制の対象外】

  • 銀行カードローン
  • 住宅、車のローン
  • クレジットカードのショッピング枠

 

銀行のカードローン以外に総量規制の対象外になるものといえば、以上のようなものがあります。

 

 住宅や車のローンも総量規制外のキャッシングとして扱われます。

こうした大きな買い物のローンは銀行が行なっていることがほとんどですから、貸金業法が適用されないのですね。

 

そして意外なところで、クレジットカードのショッピング枠も別扱いになります。

同じクレジットカードでもキャッシング枠の利用は総量規制の対象になるのですが、ショッピング枠は含まれないのです。

 

 だからと言って、ショッピング枠の現金化に手を出してはいけません。

違法ではありませんが、クレジットカード会社は規約上ではっきりとそれを禁止しています。

現金化が明るみに出た時点で、そのクレジットカードは使えなくなってしまう可能性もあります。