危ないリボ払い。実質キャッシングと同じリボ払いの仕組み

リボ払いは危険か?

 「リボでお願いします」

支払いの時、店員さんにこう言っても通じないところはないほど広まったクレジットカードの「リボ払い」システム。

どれだけクレジットカードを利用しても、毎月一定の金額さえ支払えばOKというシステムです。

なので、例えばショッピング枠上限まで買い物をしても、例えば、毎月5000円支払えばOKとなるのです。

これだけ見ると、月々の負担が非常に楽になり、とても良いシステムのように思えます。

実際に、リボ払いというものがどのようなものであるかをしっかりと把握して利用している人にとっては、とても良いシステムなのかもしれません。

 

しかし、リボ払いは月々の返済額が安い分、返済できている額もわずかです。

 ほとんどが利息として取られてしまい、なかなか元金が減らないのです

なので、長い期間返済を続けても元金が減らず、ショッピング枠上限まで買い物をしてしまい、クレジットカードが利用できなくなった……という人も、少なくないのです。

 

リボ払い、クレカのキャッシングは消費者金融で借りるのとほぼ同じようなもの

「クレカのリボ」というと、借金しているイメージはありませんが、実際はカード会社に債務が残るので、結局お金を借りて買っていることになります。

 

実際に、返済や金利もほとんどキャッシングと同じです。

例えば、カード会社大手の三井住友VISAカードの「マイ・ペイすリボ」(5,000円、または10,000円以上で毎月の返済額を自分で設定して返済するもの)を利用した場合、実質年率は15%です。

 

480,000円× 0.15×730÷ 365 =144,000円

 

48万円の買い物をして24回払いで返済すると利息は144,000円になります。

仮にみずほ銀行カードローンでキャッシングしてた場合は上限金利が14.0%ですので、利息は134,400円になります。

リボ払いにる際には、キャッシングのような審査はありませんが、実際にはキャッシングを利用するよりも、金利を多く払ってしまっているケースもあるのです。

 

ちなみに三井住友VIISAの場合はVISAカードが提供するキャッシング枠の金利は18%なので、アコムやプロミスなどの金利とも変わらないこともわかります。

 

リボ払いは現金を直接借りているわけではないので、借金をしているイメージはありません。

でも、ショッピングしたものを払いきれなくなってリボ払いに変更し、最終的に多重債務に陥ってしまうのは、キャッシングと全く展開です。

 

リボ払いキャンペーンに乗っても、トータルで得することはない

クレジットカード会社はしきりにリボ払いの利用を薦めてきます。

利用者から金利がもらえるので、その分会社は儲かるので当然ですよね。

「リボ払いに変更するだけで、ショッピングで利用できるポイントを何千ポイントもプレゼントします」というような、一見とてもお得なキャンペーンもしょっちゅうやっています。

しかし、内容をよく読むと、「3ヶ月以上リボ払いを利用すること」というような条件が提示されています。

つまり、利用者にプレゼントするポイント以上の収益が見込まれており、もらったポイント以上の金額を知らず知らずのうちに支払ってしまうことになるのです。

リボ払いを利用して結果得をしたということはほとんどないとうことは理解してきたいところです。

 

恐怖!リボ払いが初期設定になっているカード

リボ払いが初期設定の場合は注意

 恐ろしいのは、クレジットカードを作った際に、初期設定が「全てリボ払い」となっている場合があることです。

こうなると、リボ払いするつもりがなくても勝手にリボ払いにされてしまい、利息を払わされることとなってしまいます。

また、リボ払い専用のクレジットカードというものも存在します。

リボ払いの罠に嵌らないためには、そうしたクレジットカードは持たないようにすること、クレジットカードの初期設定はしっかりとチェックしておくこと、ポイントキャンペーンなどにつられてリボ払いにチャレンジしないことが大事です。